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COLUMN
2017.06.19

petticaの歴史を振り返る。ざっくり。[writer]pettica

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 そう言えば、ペチカのこれまでを皆さんにお話する機会って無かったのでここに初めてペチカの軌跡を記しておこうと思います!(大袈裟)

実は私がpetticaと名乗って製作活動を始めて約15年。もはや大ベテランじゃないっすか!とはいえ、今のpetticaになるまでは紆余曲折、あったような、無かったような、、。

とにかく、振り返って行きましょう。

初めての作品


 初めて作ったのは学生時代に「作ったら安上がりじゃな~」と思いつきでブルーのウール地の布とピンクのシーチングのコンビでトートを作ったのがバッグ第1号。それからは手芸屋さんに行っては布を買ってバッグを作っていました。

 この時はまだ自分の為に作っていたバックですが、その後、倉敷で雑貨屋さんを経営していた友人から「そんなん作れるならバッグや雑貨を委託してみない?」とお声がけ頂き。その雑貨屋さんは雑誌「オリーブ」にも載ったことのある、当時フランスへ買い付けにも行ったりするとてもおしゃれなお店でした。

「高校生の時から憧れていたお店に自分の作ったものを置いてもらえる
なんて夢のよう」

この時から、わたしはpetticaペチカとしてスタートしたのでした。
第1期pettica時代の幕開けです。

 

私が作ったものが売れた

しかし、当時はまだ個人がお店に商品を置いてもらう、(委託でした)なんてことは一般的ではなくどんな物をどうやって納品するかなどさっぱりわからず。特に値段をつけるのには悩んで、友人店主に相談。

 すると自分が思った金額の何倍もの金額を提示され、びっくりするやビビるやら。今なら原価の他に工賃や維持費など様々なものを含めなければならないことが分かっているので納得ですが、当時はおっかなびっくり値付けをしたのでした。

一生懸命作ったバッグとポーチはあっという間に売れ、嬉しい瞬間でした。
それからは、仕事の合間、休日にちょこちょこ作って納品をする、が数年続いたのでした。

 

pettica第2期の幕開け

 そして29歳で結婚して倉敷から松山市へ引っ越し。ちょうどこの頃からもっとちゃんとしたバッグが作りたくなって来たのです。作りたいイメージはあるのに形にできない。既製品を見るとどうやって縫ってるんだ??と湧く疑問。なんとか学べるところないか、と色々調べて見る日々。

 


松山で販売させてもらい始めたころの作品。

 

 

そして、思い切って学びにいく


あれこれ調べて見つけたのが大阪の資材屋さんのバッグ教室。「大阪か、、遠い、、」と一度は見送ったものの、「やっぱり勉強したい!」と思い切って参加してみたのでした。

初めて教室に着くと、そこには大きなミシンが数台。見たことが無い形のミシンもあります。
初めて見る機械もあり、「ああ、道具から全然ちがうんじゃ」と衝撃を受けたのでした。

さらに、型紙の作り方も初めての作り方だったり、革包丁という革断ち用のナイフを始め、道具類も初めて見るものがたくさん。

 教室にはそうしょうっちゅう行ける訳ではないので、1日2コマ入れて、一言も漏らさず聞こうと必死に学んで、終わったら毎回ぐったり。そんなレッスンを数回通いました。

 その教室の先生は資材屋さんのベテランスタッフのおじさん、いや、おじいさんで、なんと偶然今治出身だったこともあり、親身にアドバイスをしてくれました。(今治のことは、”いまはる”言ってました!)
先生は技術的なことだけでなく、「習うなら、1人の先生だけなく、何人かの先生にならいなさい、それぞれやり方が違うから」「値段は今の技術力でなく、将来これくらい付けたい金額をつけなさい」など、マインドの持ち方も教えてもらったのでした。

 この頃からペチカは布小物から皮革をメインにバッグを作るようになります。がまぐちを作り始めるのもこの頃。第2期petticaの幕開けです。


革を使い始めたころの作品。こちらは革やパターンを少しづつアレンジし、いまでは定番となったWAVEシリーズの初期作品


その後は、松山市で手縫いの教室にも通いました。

手縫い教室では上質な革が「これでもか!」というほどストックしてあり、革の作品を作るきっかけを与えてくれました。

 

産休明け、そして現在

そして出産を挟んでしばらくは開店休業状態に。赤ちゃんがすやすや眠っているうちにミシン、、なんて妄想してましたが、現実は甘くなかった、、。

その後は少しづつ子供も大きくなり、幼稚園に入ると時間も取れるようになったので、再びpetticaも徐々に再開していき、現在に至ります。


先月のヴィレッジにて


ざっくり振り返ると、さすがに長くやってるだけあって作風も変わってきたなと感慨深いものがあります。倉敷の雑貨屋さんの時の極初期時の写真が見当たらずおみせできないのが残念ですね。(正直ほっとしてます笑)

ちょっとづつですが、できることも増えてきたました。販売方法も実店舗からネット販売も盛んになっており、売り方も変わってきています。
 

でも、まだまだ道半ば。あんなバッグも作りたい、こんなお財布も作りたい。今日も喜んでくれるお客様のためにミシンを踏んでいます。

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がまぐち、革×バッグ 上質な素材をPOPに楽しむ。 モードとクラフトの間にpetticaはあります。 petticaペチカは愛媛県松山市の工房でバッグや小物を 一点づつ丁寧に作っています。 ポップソングのような、普遍的でさりげない、でも こころに響きつづける、そんなものづくりを目指して。

HP http://pettica.ciao.jp/
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