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COLUMN
2018.01.30

ドイツ女子が松山をディスカバー!vol.5[writer]Annika Demgen

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プロースト・ノイヤー!明けましておめでとうございます。松山を発見中のドイツ女子、アニーです。今年もよろしくお願いします。

 

ときには、日常にうるおいを与えたいと思いませんか?うなずいてくれる方に、こんなパワースポットがオススメ。じゃ~ん!城山公園です。平凡すぎてつまらない?ちょっと待った!手をつないで堀内を歩こう。

「上を向いて~座ろう~」

城山公園には県庁側から入り込み、ひとまず橋の下に集まる鯉さんへアテンション!イキイキと泳ぎ回ったり、池底で動きを止めたりしている鯉たちには癒されない方はいないでしょう。少し気楽になったところで、今度は芝生のベンチを目指します。「あ~、座った!冬のま只中、日なたぼっこして、心地いいっすね。」

 

「ながら一息」というのは今回のポイント。なので、座りながら山の上に建っている松山城のきらびやかな眺めを吸い込み、昔ここで生活した人々を想像。しばらくこうしていると、松山城が自分の行動を見守ってくれる気がして、勝手ながらそのパワーをテイクイン!

 

実は、「ホリのうちさん」で潤いを与えてくれるのはお城様だけではありません。

 

いつ公園を訪れてもディスカバーするものは沢山。シルバーの方々によるお見事なラジオ体操。なんらかのパフォーマンスの練習で全力をあげる中高生。風をうまく利用し、凧を空高くあげる笑顔の親子。ところが真の魔法が現れるのは夜です。また夜の話になっちゃったね、ごめんなさい。

 

でもここが「ホリのうちさん」の目覚ましいトコロだと思います。

公園を迂回するハンブルク市民

松山と同様にハンブルクのど真ん中にも広い公園があります。その公園はStadtpark(シュタットパーク)と言い、レジャースポットとして人気。日中に訪れると、バーベキュー、サッカーや湖で楽しんでいる人々がどんちゃん騒ぎ。対極は夜の静けさ。ハンブルクの公園は暗くなれば暗くなるほどマジカルにはならない。何といえばいいか、鬼一口に激変。一瞬で不審者天国に。なので公園を抜ける道の方が近くても、迂回路を選ぶのがハンブルク市民の常識。ポツリと散歩するのはゆめゆめすること勿れ。

© Ajepbah / Wikimedia Commons / Lizenz: CC-BY-SA-3.0 DE (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/legalcode)

ハンブルクの中央公園。夜は不審者天国に激変。© Ajepbah / Wikimedia Commons (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Stadtpark_(Hamburg-Winterhude).Blick_vom_Planetarium.18mm.30809.ajb.jpg#file)/ Lizenz: CC-BY-SA-3.0 DE (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/legalcode)

 

そういった背景から私は、初めて夜の「ホリのうちさん」を覗いてみたとき、ハットさせられた。休憩所で大学生のアカペラグループがお稽古。電灯の下、面白そうな経歴を持つミュージシャンがアコギを演奏。「すごい!この公園は不審者でではなく、音楽で溢れている。」

 

しかし、大きい樹木の薄闇の中、男二人が喧嘩?「ほら!やっぱり松山でもこういうことがあるんだ」と思いきや、耳をすましたら口争いではなく演劇の練習でした。ドテッ!

 

こんなクリエティブな夜の空間を味わって以来、城山公園をよく訪れるようになりました。皆さんもパワーを浴びたいと思ったら、朝とか夜とか関係なく、ぜひ「ホリのうちさん」のベンチで一息してみてください。

Annika Demgen

デームゲン・アニカ 1983年ドイツのハンブルク市生まれ。ハンブルク大学の 日本学科在学中に、福井県で日本の生活を初体験。 大学卒業後、ライター・翻訳者として活動。 2016年からはいきいきと松山で生活しています。

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