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COLUMN
2018.03.01

ホホホな日々 vol.10[writer]豊島吾一

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ぼくらの市民会館・春

今回は「ぼくらの市民会館・春」について書きたいと思う。前回は昨年の11月3日・4日に寺尾紗穂さんとテニスコーツを招いて開催し、とても好評だった企画の続編。今治ホホホ座が中心市街地で展開している「ART ACTION IMABARI」の中でも最大規模の企画。その魅力を少しでも伝えられたと思う。

 

前回は2日間にわたるイベントだったが、今回は1日にたくさんの内容をギュッと詰め込んでいる。実は市民会館をライブで使う時には、全室を借り上げる必要があるので(この制度どうにかしてほしい〜!)、空いている部屋を有効活用するため、今回は2回の中会議室にブックマルシェ的に素敵な本屋さんに出店いただき、機会の減ってしまった「わくわくする本との出会いの場」を作り出す。

 

さらに朝から親子で参加できるコマドリアニメのワークショップやトークセッション、そして魅力的なお店が集まったマルシェなど、多面的に楽しむ事が出来る。チケットが必要な夕方からのライブ以外は無料で入場して買い物も楽しめるようになっている。

 

トクマルシューゴと王舟によるライブは必見!

今回もライブは最高の音楽家にお願いする事が出来た。2016年にハズミズムに出演していただき、大変好評だった王舟さん。そして、愛媛に来るのが10年ぶり!初のバンドセットでのライブとなるトクマルシューゴさんだ。

 

トクマルシューゴさんはハズミズム2017に出演予定だったが、台風によって出演日はあえなく中止。しかし、どうしてもトクマルさんの音を今治に届けたいという思いを伝え出演を快諾いただいた。昨年の「港町ポリフォニー」でライブを見たが、めっちゃくちゃ凄かった。緻密で繊細な音楽家というイメージがあるトクマルさんだが、ライブはとても肉体的で、その強靭な演奏力で様々な音を積み重なる様はとにかく壮観だ。

 

ライブは16時くらいからスタート。夕方ののんびりした空気の中でまずは王舟さんの優しい歌声をお楽しみいただき、しばらく休憩を挟んでからトクマルさんのライブへ突入していく予定。

 

普段からお互いに親交のある2組なので、きっとマジカルな時間が流れるはず!こうご期待!

 

 

 

トークセッションに森本アリさん

今治市民会館は丹下健三氏設計の建築で、今治市役所の敷地内にある。主に会議や選挙で使用されており、音楽イベントが行われるのは本当に珍しい。おそらく今治市民にも「選挙に行く場所」として認識されている。「この建築をどう使えば、より魅力を引き出せるのか?を実際に使って考えてみる」というのが「ぼくらの市民会館」のひとつのコンセプトだ。この建物をいかに活かすか?と考えを巡らすことが、この町をどう楽しむか?に直結していると思う。

 

そこで今回はテーマを「ちいさな町のあそびかた」とし、兵庫県の塩屋で旧グッゲンハイム邸という洋館を買い取り、そこを管理しながら魅力的な活動を生み出している森本アリさんを招いている。大所帯ブラスバンド「三田村管打団?」などでも活躍するミュージシャンであり、塩屋というちいさな町を楽しむプロでもある。

 

塩屋に100年以上立ち続け、取り壊しの可能性もあった旧グッゲンハイム邸は、現在貸しスペースとして様々なイベントが開催され、特に音楽ファンにとってはもはや聖地のような感覚さえある。そこに集う人たちからどんどん新しい活動が生まれ、それが糸のようにそこに住む人々を繋いでいる。

 

塩屋という町の中で色々な試みを実践して来たアリさんの話には「今治をどう遊ぶか?」のヒントがたくさんあると思う。観覧無料なのでぜひたくさん集まって頂き、アリさんが困るくらいどんどん質問してほしい。アリさんの著書「旧グッゲンハイム邸物語」もとても面白い。読んでから参加するのもおすすめ!

旧グッゲンハイム邸の管理人「森本アリ」さん

 

 

コマドリアニメのワークショップは親子で!

午前中は「コマドリアニメのワークショップ」。こちらは親子で楽しめるワークショップになっている。中ムラサトコ+atelier coco=「Jari+Jari」とチェコアニメ作家の山内知江子と振付家の得居幸によるパフォーマンスユニット「Hanbun.co」のコラボ企画。

 

大人も子供も、すこーしずつ動いて、その姿を何枚も何枚も写真撮影。それらを繋ぎあわせて一つのアニメーションを作るのだが、撮影時には予想もしなかったような映像として動き始める。その一連の流れはとても創造的でシンプルに楽しい。

 

撮影を終えて、アニメーションが出来上がるまでのワクワクした気持ちを、ぜひ親子で体験してほしい!

親子に人気のコマドリアニメのワークショップ

 

集まる素敵なお店たち。店主が個性的!

前回に引き続き、今回も個性的なお店が県内外から市民会館に集まってくる。まず本屋さんの出店が充実している。松山の古書店「浮雲書店」、三津の新刊書店「蛙軒」、今治市で古書を販売している「群青杜」、そして、なんと鳥取から来てくれる「汽水空港」。4つの本屋さんが一室に集まり、本を販売する。本好きにはぜひ立ち寄っていただきたいお店ばかりだ。

 

マルシェスペースには松山で音楽家集うベジカレー店「VEGRECA」、様々なイベントに出店で人気の「Pokopan」、今や今治の名所の一つ「大三島みんなの家」、われわれの今治ホホホ座の盟友でもある「ホホホ座尾道コウガメ」、小さな自家焙煎コーヒー豆屋「越智商店」など、目にも胃にも楽しいお店が並び、松山で生活に寄り添う道具を取り扱う「暮らしの道具 小粒舎」や踊る野良着をテーマに音が聴こえるものづくりを続ける「つるかめ屋」などひたすら楽しい並びになっている。

 

お店が個性的=店主が個性的!であるので、ぜひお買い物の際には店主とお話をして、商品に対する想いや店主のおすすめなどを聴いてみてほしい。

この階段を登れば、面白いお店や体験があなたを待っている!

 

今治市民会館をみんなの中に。

以上のように、「ぼくらの市民会館・春」はとても密度の濃いイベントになるはず。普段気にも留めないこの建物に入ってみて、そこで過ごす楽しさを媒体に、みんなで今治で出来ることを考え実践していくきっかけになればと思う。とにかく3月18日は今治市民会館へ集合お願いします!

 

『ぼくらの市民会館・春』

2018年3月18日(日)10時ー20時 

【LIVE】16:00-20:00
出演:トクマルシューゴ 王舟
料金:前売り3000円 当日3500円
チケット設置店:(今治)アポニー・ROKUSAN・オオカミ珈琲・BAIKAL・パティスリークラーベ・大三島みんなの家(松山)MOREMUSIC、浮雲書店(尾道)ホホホ座尾道店コウガメ
予約:i.hohoho.za@gmail.com / 090-8479-0140(今治ホホホ座)

【TALK SESSION】13:00-
「ちいさな町のあそびかた」
ゲスト:森本アリ(旧グッゲンハイム邸管理人・音楽家) 料金:無料 

【WORKSHOP】10:30-12:00 コマドリアニメのワークショップ(要予約) ナビゲーター:JARI+JARI , hanbunco
予約:otocodomo@gmail.com 料金:1500円(親子1組)・定員20組

【MARKET】 
ホホホ座尾道店コウガメ・浮雲書店・蛙軒・汽水空港・越智商店・Pokopan・VEGRECA・大三島みんなの家・暮らしの道具小粒舎・つるかめ屋 and more !

【INFO】
今治ホホホ座 i.hohoho.za@gmail.com / 090-8479-0140

※今治市役所の駐車場が1日160円で使用できます。

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豊島吾一

豊島吾一

学校になじみにくい子供のための学校「今治高等学院」の学院長。音楽フェス「ハズミズム」の代表、「今治ホホホ座」共同代表。スティールパンバンド「minamo」のリーダーで今治の雑貨店「うお駒」の従業員。面白そうなことを全部やるべく、とっ散らかった日々を送る。

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