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COLUMN
2018.05.28

ドイツ女子が松山をディスカバー vol. 7[writer]Annika Demgen

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こんにちは!皆さん、GWはいかがお過ごし?こちらは人が多すぎる前提で、最初から出かけることを諦め、ゆっくりと松山で日々を送っていた。ところが途中、やっぱり新しいことを体験したい気分になって、久々に松山城へ行くことにした。えっ、定番の観光地に何が新しいって?ご質問ありがとうございます。

アクセスが面白いって?

いうまでもなく、トリップアドバイザーによる全国のお城ランキングで第3位になった松山城は、目覚ましさに溢れている。その中、個人的にエクサイティングなのは、お城への多種多様な登城方法です。ハラハラした興奮を味わいたいときには、シートベルトなしの自由と恐怖を同時に浴びせるリフト。今回初めて歩いてきた、観光客がほとんど通らない隠れ道の古町口登城道。運動不足な私を笑っちゃうぐらい苦しませるロープウェイ街からの登山口。さらに、急な坂で始まるので、上がったことない県庁裏の道。そして行き掛かりに迷子になり、クモ軍団に追いかけられてデットエンドに出くわし、でも最終的にはいい写真がたくさん撮れた二の丸からスタートのルート。その日の気分に合わせて、登城の手段を選べるのは魅力的です。

 

頂上の本丸広場に辿り着いてからは、まず定番のコフィーブレークを。風に吹かれて、伊予灘を背景としてお城や街の建築物などを見渡していると、喜びでゾクゾクする。皆さん、その絶景に見慣れたらダメですよ!

たまたま見かけるお城

天辺からの眺めと同じ、ふもとから見かける松山城も心に響きます。道後から市内へ向かったり、三津の渡しに乗ったりするときも、たまたま遠くから目に入るお城がハットするぐらい美しい。また、目印としても便利です。より高い建物を建ててはいけない規制のおかげで、上を向いたら、自分がどこにいるかとすぐ分かる。新しく引っ越してきた者の一人として大変ありがたいです。

 

ハンブルク定番の風景:街の中心にあるビネンアルスター湖です。Foto: Oldiefan (CC0 1.0 https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/deed.de)

 

松山と同様に出身地のハンブルクにも、街のシンボルが中心にあります。Binnenalster (ビネンアルスター)といって、山上にある松山城と正反対で、川の湖です。その沿岸に沿って昔ながらの建物が多くて、より高いビルを建てることが禁じられています。そこの眺めを満喫するには、登ることなくそのままレトロな汽船や足漕ぎボートに乗ったりします。残念ながら、湖は遠くから見えないので、目印として使えない。なので、方向音痴の私は松山より故郷の方でよく迷ってしまいます。(苦笑)

 

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Annika Demgen

デームゲン・アニカ 1983年ドイツのハンブルク市生まれ。ハンブルク大学の 日本学科在学中に、福井県で日本の生活を初体験。 大学卒業後、ライター・翻訳者として活動。 2016年からはいきいきと松山で生活しています。

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