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COLUMN
2018.07.31

ドイツ女子が松山をディスカバー!vol.8[writer]Annika Demgen

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©Marcel Ruhnau

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こんにちは!梅雨が明けた途端、すぐ夏バテのアニーです。夏休みがスタートしましたね。真夏日が定番の松山市民から見れば、理解しづらいかもしれないですが、出身地のハンブルクでは夏休みになると、わざわざ暑い国へ旅立つ人が激増。地元はもともとどんよりとした曇り空の日が多い地域なので、その習慣ができたと思われます。なので幼いころは家族とスペインの諸島を巡ってきました。つまり私にとって夏といえば『島バカンス』、今回のテーマは松山の島!

行けそうで行けない島

実は島があるというのはもう一つハンブルクと松山の共通点です。しかし、こっちは11島以上存在するのに、ハンブルクには一島のみ。さらに松山の利点はすぐ行ける距離だということ。ハンブルクの島、Neuwerk(ノイヴェルク)は直行便がない。直線距離で100キロ以上離れています。行くには、ハンブルクを出て、隣の県の街、Cuxhaven(クックスハーフェン)経由で、フェリーに乗ります。あるいは潮が引いたときに現れる干潟の道を歩くことも可能。でもどっちにしても移動は4~6時間ぐらい掛かります。ハンブルク市民の中で、行ったことがある人は少ないし、私も行ったことがない。それに対して松山に引っ越してから、すぐに島旅に出かけた。

潮が引いたときに現れるクックスハーフェンへの道。Foto: www.mediaserver.hamburg.de / Bernd Schlüsselburg (marketing.hamburg.de/ medienserver-ergebnis/ media/813.html) 

潮が引いたときに現れるノイヴェルクへの道。Foto: www.mediaserver.hamburg.de/Bernd Schlüsselburg (marketing.hamburg.de/medienserver-ergebnis/media/813.html)

 

最初の島冒険は2年前のオータム・ストーリーになります。涼しい季節を思い出して、蒸風呂の中にいるような夏の松山を乗り越えましょう!

鹿島のオータム・ストーリー

9月のある日、北条駅に降りて鹿島アドベンチャーが始まりました。曇った日だったので、観光客もレジャーを求める人もなく、妹夫婦と共に屋根に鹿が乗っかっている渡し船へ。島に到着してから、鹿園を後にし、とりあえず山に登ろうかと。鹿島は名前通り鹿が生息していて、野生っぽい『バンビ』も多いと聞いて、森を探検することにした。しかし、登りながら動物も人影すら発見しなかった。へとへとで山頂に辿りつき、鹿はいなかったものの、そこから広く見渡せたのは鹿島全体と瀬戸内海の絶景だった。そして野性味のある鹿を諦めたちょうどそのときに、本物に出くわした。気づけば5頭に包囲され、嬉しいどころか遠くから「じっー」と睨まれてドンドンおぞましい気がしてきた。妹たちとヒソヒソ話し合って、急な動きをしないように、密かに逃げていった。

 

©Marcel Ruhnau

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最近分かったことですが、鹿島の鹿は体が小さく、臆病で警戒心が強いらしいです。そういうわけで人が現れたら、じっと立っているそうです。なんか気の毒ですね。鹿さん、疑ってしまって、すみません!でもおかげで野性味溢れる一日になりました!ありがとう!

 

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Annika Demgen

デームゲン・アニカ 1983年ドイツ生まれ。日本の故郷は福井市です。 IT系メディア業界から独立してフリーライター・翻訳者に。 得意分野は様々ですが、国際交流や観光から、社会学と政治も含めて、 風力発電所までです。いきいきと松山で生活しています。

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