えひめ 街の魅力に気づくサイトマチボンヌ

COLUMN
2018.09.18

ドイツ女子が松山をディスカバー!vol.9[writer]Annika Demgen

  • twitter

こんにちは!最近、自分が夕暮れオタクだと気づいたアニーです。おそらく夕暮れが嫌いな人は少ないと思いますが、皆さんはわざわざ見に行くのは年に何回あるのでしょうか?私は一年に10回も行ってることが分かり、自分が夕焼け中毒だと初認識。まあ、中毒症になるほど好きになったのは日暮れに身を置くことぐらいなので、治療は断っておいて、逆に読者の皆さんを甘い言葉で誘って共犯者にしたいと思います(笑)

コンテナ溢れる日没時

ところで、夕焼けへの情熱は生まれつきではありません。出身地のハンブルクではたまたま夕陽を見たりしたときに、キレイだと思っていても夢中になったことはなかったのです。振り返って見ればその理由は、瀬戸内海ほどのきらびやな見晴らしがないからだと思います。ハンブルクはElbe(エルベ)という大河に沿い、ドイツのもっとも大きい港湾が位置している。川幅が特に広い場所に行けば海に見えなくはないが、松山城の本丸から見渡せる景色とは比べものにならない。そこは瀬戸内海の島々ではなく、コンテナターミナルが永遠と続いているようだし、さらにそこで動いているクモにそっくりな門型ガントリークレーンが忙しそうだし、夢思いにふけるどころか、むしろ仕事を思い出してしまう風景です。

 

ハンブルクのエルベ川に行けば、仕事を思い出してしまう風景しか出会えません。©CC0 1.0 (https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/deed.de)

ハンブルクのエルベ川に行けば、仕事を思い出してしまう風景しか出会えません。©CC0 1.0 (https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/deed.de)

 

それに対して松山の夕日は空と海と漂っている諸島を彩り、とてもハマりやすい組み合わせになっています。海を眺めて開放感が湧いてきて、ぽつぽつと浮かんでいる島を観てどんなところかなぁと想像しながら、だんだん日常のトラブルから切り離されていくような気がします。こういうふうに元気を回復させてくれるパワースポットが松山には数多くあるので、ご紹介させてください。

松山の夕焼けスポット

松山の夕焼けを見に行くなら、お城の頂上の他に定番の下灘駅と梅津寺駅をお勧めします。交通の利便性が良い、心をうつような絶景を見下ろせるスポットです。でもそれなりの人気もあるので、日暮れの時は混雑します。よりインディーな場所は「白石の鼻」。松山観光港の北側にある白石龍神社のそばにある巨石群です。「伊予ストーンヘンジ」とも呼ばれている花崗岩は春と秋の節分の数日間に夕日が中央部の空洞から差し込むことがあるそうです。つまりその神秘的な夕陽を目撃するチャンスは今月下旬にあります。もうすぐです!

 

皆さん、この機会に夕暮れオタクに仲間入りしてみませんか?

 

ドイツ女子コラム一覧へ

Annika Demgen

デームゲン・アニカ 1983年ドイツのハンブルク市生まれ。ハンブルク大学の 日本学科在学中に、福井県で日本の生活を初体験。 大学卒業後、ライター・翻訳者として活動。 2016年からはいきいきと松山で生活しています。

HP
facebook
instagram https://www.instagram.com/anninomus/