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LIFE
2019.07.24

新たな時代へ語り継ぎたい戦時中の知られざる感動の実話 映画『あの日のオルガン』上映会[writer]ノリヲ

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松山では上映されない作品や、上映されても見過ごされてきた作品。 
そんな観たい、観せたい映画を、会員の力で上映し、多くの人と感動を共有する鑑賞空間を作っていらっしゃる
マネキネマさんからの上映会のお知らせです。

 

 

保母(ヒロイン)たちの、怒りと笑いと涙の奮闘記

ストーリー

東京・戸越保育所の主任保母・板倉楓(戸田恵梨香)は怒っていた。毎日、空襲警報が鳴っては防空壕に避難する生活が続いていた1944年。園児たちを空襲から守るため、「疎開保育」を模索していたが国は重い腰を上げない。楓に賛同している愛育隣保館の主任保母・房代(夏川結衣)は、新米保母の光江(大原櫻子)を連れて保育所を訪れ、共に自主的な疎開を行うための協力を約束する。その助けもあり、最初は子どもと離れることに反発していた親たちも、なんとか子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で我が子を託すことを決意。しかし、ようやく見つかった受け入れ先はボロボロの荒れ寺。協力者であるはずの村民の代表者からは「消費班」となじられ、幼い子どもたちとの「24時間保育」生活は問題が山積み。それでも保母たちは、子どもたちと向き合いながら、厳しい毎日と格闘していく。

光江は、楓にはよく怒られながらも子ども達には「みっちゃん先生」と呼ばれて大人気。得意のオルガンを奏で、持ち前の明るい性格はみんなを和ませていた。

 

 

戦争末期に幼い子どもたちを守った「疎開保育園」の実話を映画化

解説

太平洋戦争末期に、20代を中心とした若手保母たちが、戦火から幼い子どもの命を守るため「疎開保育園」を行ったこの事実はほとんど知られていません。その実話を映画化したのは、『男はつらいよ』等の名匠・山田洋次監督作品の脚本や助監督を長年務めた、平松恵美子監督です。平松監督は、「名匠の遺伝子」を受け継ぎつつも、女性ならではの視点で、保母たちや、子どもたち、取り巻く環境を細やかに描いています。また戦争を背景とした厳しい時代を背景に描きながらも、師匠譲りの「笑い」や「情緒」を作品に含ませて観客を和ませてくれます。

保母のリーダーとして、きびきびと皆を引っ張る「怒りの乙女」こと、主任保母・楓役には、目覚ましい活躍を続け、次期NHK連続テレビ小説「スカーレット」の主役も控えている戸田恵梨香。ドジだけど、子どもに大人気の新米保母・光枝の天真爛漫さを見事に演じたのは、歌手としても活躍中の大原櫻子。そして佐久間由衣、三浦透子、福地桃子ら期待の新鋭女優たちも好演しています。また、橋爪功、夏川結衣、田中直樹、林家正蔵ら実力派、個性派たちが脇を固め、オーディションで選ばれた子どもたちは、演技をさせないそのままの自然な愛らしい表情で画面に登場します。

劇中、オルガンで奏でられ子ども達が歌う数々の童謡があり、ラストに流れる主題歌は、歌手で、医師でもあるアン・サリーが柔らかい歌声で披露する「満月の夕」。阪神淡路大震災を題材に作られたこの名曲と、戦災後の主人公達の心情が重なり、余韻のあるラストシーンを飾ります。

当時、日本中の誰もが死に向かい、死ぬことが名誉とも言われた時代に、小さな命を守ろうと奮闘し、結果53人の園児の命を救ったヒロイン達の姿は、戦争と言う非常時や時代を超えて、今を生きる私たちに希望を与えてくれ、老若男女問わず感動できる作品です。ぜひご覧ください。

監督・脚本:平松恵美子『ひまわりと子犬の7日間』

出演:戸田恵梨香、大原櫻子

佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵

橋爪功、松金よね子、田中直樹、夏川結衣、林家正蔵、山中崇、田畑智子

原作:久保つぎこ「あの日のオルガン 疎開保育園物語」(朝日新聞出版)

主題歌:アン・サリー「満月の夕(2018ver.)」(ソングエクス・ジャズ)

日本映画/2018年/119

 

日時・会場:

2019年9月8日[日] ①10:00~②13:00~

コムズ大会議室(松山市三番町6丁目4番地20

2019年9月20日[金] ①14:30~②18:30~

松山市総合コミュニティセンターキャメリアホール(松山市湊町7丁目5番地)

両日とも字幕付き上映・UDCastアプリによるバリアフリー音声ガイドに対応しています。

 

入場料金 前売券1,100円(当日券1,500円・小中高生800円)

いよてつ髙島屋プレイガイド、明屋書店松山本店・石井店

PassMarketでスマホチケットが購入できます。

主催:マネキネマ

お問い合わせ0899739570/manekinema@gmail.com

HP http://manekinema.org/

Facebook https://www.facebook.com/manekinema/

Twitter https://twitter.com/maneki_is

©2018「あの日のオルガン」製作委員会

予告編https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=EVyidX59mXI

映画公式サイト:anohi-organ.com

 

 

 

 

【本作に寄せられたコメント】

未就学児と保母さんたちの優しくて暖かいドラマを通して、

戦争が女性と子どもたちをこんなに苦しめるのだということを、

ズシンと響くように伝える作品が生まれた。若いママにも是非!

   ―山田洋次(映画監督)

 

日本人は素晴らしいと誇らしく思いました。

と同時にこのような状況に再び追い込まれてはいけない、

と強く感じました。優しい眼差しで描かれた厳しい作品です。

沢山の人に観て貰いたいです。絶対に観て欲しい映画です。

   吉行和子(女優)

 

私達は忘れている。戦争中に、泣きながら、怒りながら、

子ども達を守った保育士たちが、確かにいたことを。

疎開保育園について、日本中が知るべきだろう。

そして、私たちは今、子どもを守れているのか、

を問うべきだろう。

   ―駒崎弘樹(NPO法人フローレンス代表)

 

使命を持つ女性の力強さ、母性愛、挫折する様も、

逃げ出したくなる気持ちもまざまざと描かれている。

今もこの先の時代にも繋がっていくべき物語だと感じました。

   ―水川あさみ(女優)

 

不出来な大人たちへ。

驕れる者、幼い者も区別なく心に大きな傷を残こす出来事があった。

その傷跡を知る大人たちが少なくなる今、

なるほどこの映画でしか語れない戦争があった。

   深川栄洋(映画監督)

 

私たちがこうして今の時代に何不自由なく生活しているのは、

この時代を生き抜いてきた人々のおかげだということ、

そして、オルガンで歌うシーンを見て、いつの時代も音楽が

人の心を癒し支えてきたということを強く感じました。

    ―鈴木瑛美子(アーティスト)

 

「保育はサービス業だ」と言われることが多くなってきた昨今

ですが、やはり本質は「福祉」なのだと強く感じました。

子どもの怪我に対して敏感になったり、習い事をさせてみたり、

それも現代においては必要なことなのだと思います。

ですが、「一番大切なこと」はなんだろう?と改めて考えさせて

くれる、そんな素晴らしい作品です。

全ての保育士、保護者に観てほしい。

   ―てぃ先生(Twitterフォロワー46万人の保育士)

 

青春時代を戦争と共に過ごし、子どもたちを守る使命を果たした

保母さんたちに敬意を払い、子どもと生き別れた親の気持ちを

思った。想像すら拒否したい。

しかし、これは、実話です。子どもたちにも観せなくては。

あの日のオルガン。

   ―青木さやか(女優・タレント)

 

子を預かるという仕事はなんと尊く、過酷なことか。

だからこそ戦争の愚かさが突き刺さる。

保育の真意をあの時代を通して考えさせられた。

     ―松江哲明(ドキュメンタリー監督)

 

53人の小さな命を守るため、懸命に闘った保母さん達の勇姿。

こんな実話があったなんて。

彼女たちの信念を持って生き抜く強さは、きっと今の時代を

生きる私たちに一番必要なものなのかもしれない。

「命を繋ぐ」

日常が当たり前では無く、とても尊いものだと言うこと。

静かに、そして深く心に染み込んできました。

オルガンの音色と子ども達の笑顔に癒されてください。

     ―比嘉愛未(女優)

 

守るべき幼い命を無我夢中で守りきった女性達の愛情と心の

強さが、儚くも美しい映画でした。

私が知る限り戸田恵梨香自身も、人に対してとても愛情が深く

心の強い女性です。楓さんと恵梨香が重なる瞬間がたくさん

ありました。この映画が多くの人に届くことを願っています。

    SCANDAL・HARUNA(アーティスト)

 

遠い過去?の悔しくも悲しい出来事が、力強く溌剌とした「今」

の物語となってリアルに胸に響いて届く。戸田恵梨香、大原櫻子

はじめ女優たちの力を監督が更に伸ばし、辛い話なのに明るい

気持ちで、彼女たちの成長に嬉し涙が流れた。

   ―金子修介(映画監督)

 

怒ってばかりの楓さん(戸田恵梨香)は、

いつ鳴くのでしょうか?

あの日々に輝いた愛しい命のひとつぶひとつぶを、

丹念に見せる映画。

また新しい「戦争中の暮しの記録」が誕生しました。

澤田康彦(「暮しの手帳」編集長)

 

「あの日のオルガン」感動しました。

まず大共感。敬服、尊敬すべき映画です。

劇中、少年に若い保母が両親の死を伝える場面の映画的表現の

成果は、一コマにいたるまで完璧な映画。

平松監督は、映画の神が降臨した瞬間に立ち会った。

それは天才の証。

おめでとう。そして有難う。

大林宣彦(映画作家)

ノリヲ

ノリヲ

株式会社エス・ピー・シー マチボン編集部のノリヲです。 おもにマチボン編集と、媒体や広告のディレクションをさせていただいております。 外見はアイドル好きそうと言われますが、実は邦楽ROCK好き。ライブハウスに出没。 RIZEとBONEZ愛。ネコも好き。仕事もライブ感を大事にのっていきます!

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