野遊び気分でリラックス　内も外もボタニカルな空間

2021年春、松山市小野地区の旧国道沿いにリニューアルオープンした「おのクリニック」。1947年の開院以来70年以上にわたり地域に愛されてきた宮内医院を継承した白井院長は、新体制での診療を始めるにあたり建物を一新。片流れ屋根が印象的な建物に、開放感のある待合室や診察室、動線を分けた発熱外来などを確保し、誰もが気兼ねなく足を運べて、かつ明るい気持ちになれる空間を実現した。中庭や院内の植物も豊かに茂り、癒しと生命力をもたらしてくれる。患者の訴えに対しベストを尽くすことを信念として地域医療に邁進し、発熱や腹痛、生活習慣病などの内科症状から皮膚症状、膝痛や腰痛に対する注射治療や巻き爪の外科的治療、AGA治療まで診療の幅を広げている院長。病気ではなく「人を診る」ことを大切にする、そんなやさしさに満ちた素敵なクリニックだ。

平屋の勾配屋根を活かしたゆとりある診察室。先生は気さくすぎるゆえ、つい患者との世間話が盛り上がることも多いそう

全体的にシンプルな空間だが、CT室は例外。「少しでも検査の緊張がほぐれたら…」とやさしい心配りから遊び心ある壁紙をセレクト

天井が高く明るい待合室。砥部焼作家・大東アリンさんより贈られた絵画作品が飾られている

アウトドアを思わせる開放感のある外観で、道路からも目を引くほど。植物は「明治園」さんにお願いしているそう

カウンター席の待合も用意しており、カフェのように1人でゆっくりとくつろぐ事が可能だ

気さくに話してくれる白井先生。診察後には、安心して笑顔になって帰っていく患者さんも

Dr.白井 信

徳島県徳島市出身。愛媛大学医学部を卒業後、愛媛県立中央病院などに勤務し、消化器外科医として手術に心血を注ぐ。その後、専門性を追求する基幹病院での医療から一転、2018年より宮内医院（現・おのクリニック）の院長に就任。地域に根ざした町医者として、患者に寄り添う日々だ。

■ 好きな場所/仁淀川、瀬戸内海、面河ダム
■ 座右の銘/転がる石には苔が生えぬ
■ 好きな時間/海や川でSUP　
■ 趣味/アウトドア

どんな症状のときに受診すればいいですか？

発熱や腹痛といった目立った症状がなくても、体のことで違和感や不安を感じたとき。それが受診のタイミングです。「少しだるいような気がする…」など、ふわっとした症状こそ町医者の出番！お気軽にご相談ください。

Information

おのクリニック

松山市北梅本町757番地 / 089-975-0091

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