猫とグリーンに癒される海街の家

潮風の香りは、いつも懐かしくて、なんだか甘酸っぱい気持ちを運んでくる。
そんな海街で暮らすYUKOさんは暮らしのデザイナー。
都会育ちの彼女は、「好きな場所を見つけて、好きなことを仕事にしたい」と
国内外を旅して、この海街へと落ち着いた。

カッコよすぎる！ ご自宅は築50年とは思えないくらい快適な中古住宅。
彼女がデザインして、洒落たホームオフィスへと変貌させたのだ。

かつての倉庫をリノベーションした来客用のエントランスは、ギャラリーとしても活用。
２間続きの薄暗かった和室はLDK＆ワークスペースに。
ポーランド人のパートナーさんと２匹の猫と一緒に暮らしている。

大窓から差し込む光が心地よいリビング。顔を上げれば庭の景色。調理も楽しくなる

ミルで挽いた、挽きたての豆で淹れるコーヒーや大工さんにオリジナルで作ってもらったトレイ

ギター、椅子などお気に入りの道具がインテリアにもなっている

自然が大好きというYUKOさん。
リノベーションの際に使用したのは、漆喰や無垢材などオーガニックな素材。
リビングの壁は自分で手塗りしたそうで、ちょっとしたムラも味わいになっている。
YUKOさん曰く、「建物の中はもちろんだけど、広い庭や歩いて１分の海岸で過ごす時間も楽しいのよ」。

確かに夏はビールなぞ片手にガーデンパーティも良さそう…。
えっ、夏は蚊が多くて庭はおすすめできない？

そうよね、いいことばかりではないのが人生…。

YUKIさん、YUKOさん、平岡さんに追いつくのは難しそうだから、
もう少し人間力を上げるまでは自宅女子のままでいいかな。

MAHALO!

平野 裕子さん

新潟県生まれ、東京都育ち。2009年に愛媛県へと移住。
環境にやさしい木組みの家をプロデュースする「水と木の間で」代表。
暮らしの設計デザイナーとして活動中。
今年、自宅の一角を移住お試しシェアハウス＆民泊ゲストハウスとしてOPEN。

「水と木の間で」

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