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キャンパー達の喜びを味わいに見近島へ
ストップ・ザ・シーズン・インザ・サーン!
ハニちゃん、完璧。
この曲選ぶとはミンヒジン、恐るべし⋯。
それはさておき、キミは見近島を知っているか?
見近島がキャンパーの聖地と呼ばれている事を知ったのは、
キャンプ特集でハードな場所を探している時だった。
見つけたのはデスクのノリヲ。無人島でのサバイバルを避けたい彼は必死だった。
聞けば、車では行けない、歩きか自転車、
バイクでしか渡れない無人島のキャンプ場が、しまなみ海道に有るという。
世界一小さいキャンプ場かも?というだけで昨年向かった岡村島といい、
実に面白い場所を見つけてくるじゃないか!
速攻でオッケーを出し、場所取りの為の前乗りチームと
当日周辺の取材を行うチームの二手に分かれて向かうことにした
(場所が埋まっているといけないので、その時点では前乗りが必要だと考えた)。
過酷なスタートとなったキャンプ場への道のり
快晴と魅力的な取材先やモデルのひかりちゃんの水着姿に
テンションが上がりまくった我々も(詳細は前vol.5 号にて)、
伯方島に車を停めてカートに荷物を詰め込み、いざ見近島へ。
⋯それにしても遠い。
片道40分は歩いただろうか。体が少しでも弱っていたら間違いなく熱中症で死ぬレベル。
季節が良ければしまなみの風景を眺めながら、
ゆったりとした時間が味わえるのだろうが、いかんせん季節が悪い。
真夏はダメ、絶対!
橋に上がり10分程歩くとようやく看板が。
島を下る道の脇には復元された能島村上海賊の狼煙台が。
とかなんとか言ってる間にキャンプ場に到着。
大人のキャンプを楽しむ
岡村島のキャンプ場と違い山側だったが風の通りが良いようで、とても涼しい。
トイレも水洗い場もあり、完璧やないかーっ!
散策してみると、ハンモックに揺られ読書をしている人、
ぼんやりと海を眺めながら酒を飲む人など、ソロキャンが多く大人数のグループはいない。
大人のキャンプ場と言いましょうか。
食事の準備も出来て乾杯。
死ぬほど汗もかき、ビールが美味い。
一通り食事も終わり、長期滞在してるおじさんにも叱られたの移動して花火でも。
この島にはトンネルが一つあり 南側に抜けると宿泊は禁止されている広場がある。
誰もいないこの場所なら、思う存分騒げるじゃないかー!
思い出を体に刻む
地面で寝る人、泥酔して彷徨い足を怪我する人午前7時。
二日酔いを防ぐため、寝る前にパファリンを4錠飲んだので朝が清々しい
(個人の感想です。絶対にマネしないでください)。
パトロールをすると地べたに転がってる人間が数人…オカユ、よく寝られたな。
しかもノリヲは足から血が流れてるぞ⋯。
長期滞在者が水洗い場を掃除していたりと緩やかな規律があり、
確かに心地よい時間を過ごすことが出来た。
これで無料とは⋯うん。聖地やね
自分がバイクでソロキャンする人間なら頻繁に足を運ぶかも⋯と思いを馳せる。
過酷さ含め濃密な時間ごして名残惜しいが、さあ、後片付けをして家に帰ろう。
無人島キャンプ、これ注意
普段は県内で看護師として働かれていて、休日の趣味として、
コロナ禍にキャンプを始めた看護師ソロキャンプさん。
InstagramやYouTubeの素敵な写真や動画はご自身で撮影されているそう!
①.季節や天候の事前確認
気をつけないといけないのが波の高さや風。
拠点となる場所選びも、風向きや満潮時でも波が来ないポイントを。
②.防虫対策
服装は露出を出来るだけ少なく。森林香や虫除けスプレーも持参を。
ポイズンリムーバーも念の為あれば良し!
③.もしもの怪我の対応
ファーストエイドキットはマスト!
④.火力の確保
ナイフでフェザースティックを作ったのちにメタルマッチ等で火付け。
料理はもちろん光源にも。ナイフも1本あると便利。
無人島ソロキャンプは何よりロマンが詰まってるよ!
北条の鹿島はキャンプ場も整備されており、
ロケーションもバッチリ(YouTubeで紹介してます)!
市内からも比較的に近いのでオススメです。
キャンプの様子はInstagramやYouTubeでチェック!
What’s?RECIPE
●ミートソーススパゲティ
みじん切りの野菜を合挽き肉と炒め、
トマト缶・ケチャップ・水・砂糖・塩コショウ・ハーブなど目分量でじっくり煮込む。
茹でたパスタにかけて完成。バゲットに乗せても美味しいー!
●ステーキ
できるだけ分厚い牛肉に塩コショウ・潰したにんにくを刷り込み、ハーブを添えて鉄フライパンで豪快に焼く!(表面を焼いたらホイルに包んで中まで火を通す)
information
見近島 松山からのアクセス
●大島【車:1時間20分】国道317号→今治IC→大島南IC
●伯方島【車:1時間30分】国道317号→今治IC→伯方島IC
●見近島【徒歩:30分】伯方島IC→見近島
マチボンJOURNAL VOL.08特集『CAMPER’S DELIGHT!』
→フリーペーパーはこちらからご覧いただけます