特集『クラフト』 - マチボン

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2025.10.08

特集『クラフト』[writer]北風

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特集『クラフト』

特集:陶人 石田誠さんを訪ねて。            

                                                  

自然と対峙しながら、家事をこなし近所づきあいをしながら粛々と日常を過ごす。
世間と行き来することを旨とする陶人が砥部の土と谷川の水で、つくり出すのは使い手の解釈でいかようにも使いこなせるうつわ。

ものづくりの土台には、粛々とした日々

                     石田さんと話していると、作陶は掃除や洗濯と同列であり
生きていくためのコンテンツの一つであると感じた。




水を汲み、湯を沸かし、茶を入れる。
石田さんのうつわでいただく一杯は、しみじみとあたたかく甘露な余韻。




工房の周りをそぞろ歩き、路傍に残されていたのは猪の足跡。
辺りは濃い緑の香りに包まれている。


モノを通して伝えるのは、つくり手の人柄


この秋、7年ぶりに「日々」で開催された石田さんの個展 会期終了後も、彼のうつわに出会うことは可能。
白、クリーム、青磁、瑠璃 白から青へのグラデーションを鮮やかに描き 暮らしになじむ石田さんのうつわ。


                                                 
石田さんとふれあい、まずその人柄に惹かれたオーナー。
カスタマーへ、つながるのは作家と売り手の信頼関係。


●石田誠さんの器に出会えるお店
日々くらしのモノ。
松山市南堀端町4-8 ハマダビル1F南
電:089-933-3584
営:11:00~17:00
休:火・水・木曜
駐車場:無

Mustakivi house
松山市大街道3-2-34
電:089-993-7497
営:10:00~18:00(木~日曜)
休:水曜
駐車場:無




土と水、そして人の手。
砥部の谷に息づく日常から、生まれるうつわには、静かな強さとやさしさが宿っていた。。

その他、スタフッフ達が足使って探した
気になる喫茶店やスイーツ、イベント情報など…。

 

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