6人家族の暮らしをおおらかに創造する、想像力に満ちた家_2 - マチボン

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2023.07.12

6人家族の暮らしをおおらかに創造する、想像力に満ちた家_2[writer]rika

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6人家族の暮らしをおおらかに創造する、想像力に満ちた家_2

6人家族の暮らしをおおらかに創造する、想像力に満ちた家

施主が希望したのは、夫妻と4人の子どもたちがおおらかに暮らせる住まい。織田さんは、個室や収納などの必要条件を満たした上で、できる限り明るく開放感のある住空間をデザインしました。北西〜南東に長い建物の、日当たりが良い南東側にリビングや和室、反対側に水まわりを集約。その中央にキッチンを構えることで最短距離の家事動線を実現し、家事負担の軽減に努めました。また、個室をたくさんつくるのではなく、フレキシブルな共有スペースを重視。リビングの吹き抜けでつながる2階ホールには可動式カウンターを造作し、多目的に活用できる空間に。奥には独立した書斎も設けました。子どもたちが小さいうちは遊び場として、テレワークや受験シーズンには勉強部屋として、家族のライフスタイルの変化を受容する住まいです。

キッチンの吊り天井やカウンター、棚などの造作は、木の風合いを活かしナチュラルに。キッチン背後の壁の向こうにもパントリーが続いています。

 

 

2階の多目的ホール。左手のカウンターにテレビを置いて、セカンドリビングとして活用するのもアリ。奥の引き戸の向こうには書斎があります。

 

 

真ん中でセパレートした寝室のクローゼットは使い分けに便利。全部で3畳超の広さがあり、収納力抜群です。

 

 

2階ホールと引き戸でつながる書斎。子ども部屋を最小限にした分、子どもたちの勉強室として活躍予定。

 

 

2階の多目的ホール。吹き抜けに面したカウンターは可動式で、自由なレイアウトが叶います。

 

 

高耐震のスーパーウォール工法により、吹き抜けの大空間を実現できるのはHIROKENの強み。優れた気密・断熱性により邸内全体の温度を一定に保ちます。

 

 

リビングの脇にある4畳半の和室。琉球畳やシナベニヤの天井や建具がすっきりとした印象を与えます。将来的に夫妻の寝室として活用することも視野に入れ、引き戸を設置しました。

 

 

日当たりの良い南東にリビングダイニングを配置。後から極力家具を置かなくていいように、窓際のカウンターの脇には収納棚を造作しました。

 

 

化粧梁が立派な吹き抜け。アイアン手すりの向こうには多目的ホールが広がっています。右上の小さくくり抜いた壁の向こうは書斎。

 

 

黒のガルバリウム鋼板で統一したスタイリッシュな外観。玄関まわりや2階のバルコニー部分にあしらったアルミの格子がプライバシー確保&アクセントに。

 

 

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株式会社 ヒロ建設工業(HIROKEN) 織田 誠二
1974年今治市吉海町出身。建設会社に勤務し、設計・施工を経験。のち、ヒロ建設工業入社。二級建築士、愛媛県木造住宅耐震診断士、整理収納アドバイザー2級。

 

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