“造本”に焦点を当てた一冊の魅力に溺れる体験
私も先日訪問させていただいた「本の轍」さん。
一般的な本屋さんでは出会えない本がたくさんそろっており、コーヒーも楽しめるとっても素敵なお店で、本だけでなく、雑貨なども置いてあり、店主さんのこだわりがつまったお店です。
個人的に音楽に関する本や写真集がたくさんあったのが、最高でした...。
そんな、本の轍さんにてナナロク社の『詩と造本展』が開催されます。
詩集や歌集を中心に出版している「ナナロク社」の本の“造本”に焦点を当てた展示。
本の内容が異なるように、作品の器となる本の「造り」も実に多様です。
紙への印刷から書籍の図案を考え、材料や様式を考える装丁、そして組み立てる製本といった本を作る設計とその作業が集約した一冊の魅力を実物の本とパネルで紹介します。
展示の他、ナナロク社の書籍はもちろんのこと、歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』より生まれた「短歌アクリルキーホルダー」も販売します。
この機会に造本に込められた思いをまるごと味わい尽くす体験を。
<来場特典>
『あかるい花束』から、岡本真帆さんの短歌1首と花の絵を使用した栞。
期間中、ナナロク社の書籍をご購入の方におひとつ差し上げます。
造本にフォーカスした展示は珍しいと思うので、ぜひ本の轍さんに立ち寄ってみてくださいね。
informationナナロク社の「詩と造本」展
会 期:2024年5月2日(木)〜5月27日(月)
開 門:13:00〜19:00
*会期中の休み 火・水曜日
会場:本の轍 -Book On The Tracks-
〒790-0024 愛媛県松山市春日町13-10
TEL;089-950-4133