マチボンJOURNAL VOL.08 特集『CAMPER’S DELIGHT!』 - マチボン

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2024.10.28

マチボンJOURNAL VOL.08 特集『CAMPER’S DELIGHT!』[writer]北風

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マチボンJOURNAL VOL.08 特集『CAMPER’S DELIGHT!』

キャンパー達の喜びを味わいに見近島へ

ストップ・ザ・シーズン・インザ・サーン!

ハニちゃん、完璧。
この曲選ぶとはミンヒジン、恐るべし⋯。

それはさておき、キミは見近島を知っているか?

見近島がキャンパーの聖地と呼ばれている事を知ったのは、
キャンプ特集でハードな場所を探している時だった。
見つけたのはデスクのノリヲ。無人島でのサバイバルを避けたい彼は必死だった。

聞けば、車では行けない、歩きか自転車、
バイクでしか渡れない無人島のキャンプ場が、しまなみ海道に有るという。
世界一小さいキャンプ場かも?というだけで昨年向かった岡村島といい、
実に面白い場所を見つけてくるじゃないか!

速攻でオッケーを出し、場所取りの為の前乗りチームと
当日周辺の取材を行うチームの二手に分かれて向かうことにした
(場所が埋まっているといけないので、その時点では前乗りが必要だと考えた)。 

 

 

 

過酷なスタートとなったキャンプ場への道のり

快晴と魅力的な取材先やモデルのひかりちゃんの水着姿に
テンションが上がりまくった我々も(詳細は前vol.5 号にて)、
伯方島に車を停めてカートに荷物を詰め込み、いざ見近島へ。

⋯それにしても遠い。
片道40分は歩いただろうか。体が少しでも弱っていたら間違いなく熱中症で死ぬレベル。
季節が良ければしまなみの風景を眺めながら、
ゆったりとした時間が味わえるのだろうが、いかんせん季節が悪い。

真夏はダメ、絶対!
橋に上がり10分程歩くとようやく看板が。
島を下る道の脇には復元された能島村上海賊の狼煙台が。

間近に見上げる橋も美しい⋯
とかなんとか言ってる間にキャンプ場に到着。

 

 

 

大人のキャンプを楽しむ

 
驚くほど海が近い。
満潮になると陸地から防波堤を挟んでフラットな高さとなり、海に浮かんでいるかのような錯覚を起こす(おそらく)。
前乗りチームの面々はテン トも完璧に設置して、黙々と夕食の準備中だが、疲れを通りこして無の表情をしている⋯(空いてるし、前乗りする必要全く無かった⋯)。
 

岡村島のキャンプ場と違い山側だったが風の通りが良いようで、とても涼しい。
トイレも水洗い場もあり、完璧やないかーっ!

散策してみると、ハンモックに揺られ読書をしている人、
ぼんやりと海を眺めながら酒を飲む人など、ソロキャンが多く大人数のグループはいない。
大人のキャンプ場と言いましょうか。

食事の準備も出来て乾杯。
死ぬほど汗もかき、ビールが美味い。

 

 
ミサミサは病院で調理を担当していたことも有り、手際よく美味しい料理を作る。 
 
 
あっ、Enoteca Naturaleで購入したワイン、コルク抜き忘れた⋯
と思ったらタクミが指押しで貫通させた⋯。
 

一通り食事も終わり、長期滞在してるおじさんにも叱られたの移動して花火でも。
この島にはトンネルが一つあり 南側に抜けると宿泊は禁止されている広場がある。
誰もいないこの場所なら、思う存分騒げるじゃないかー!
 
 
 

思い出を体に刻む

語りにウクレレ弾き語り、フラそして花火。
柔道の受け身披露までやれるだけの事はやった。
 
 
そして今年は酔い潰れなかった!
潰れたのは、ヤマさん。お前だーっ!
 


地面で寝る人、泥酔して彷徨い足を怪我する人午前7時。

二日酔いを防ぐため、寝る前にパファリンを4錠飲んだので朝が清々しい
(個人の感想です。絶対にマネしないでください)。
パトロールをすると地べたに転がってる人間が数人…オカユ、よく寝られたな。
しかもノリヲは足から血が流れてるぞ⋯。

 
 
頭上にいた蛇がゆっくりと彼らに迫っているが、アオダイショウだから噛まれても大丈夫。
この場所は東側の山の影になり朝も涼しい。海辺は砂浜で泳いでも気持ち良さそう。
水洗い場の水で体を流すこともできる。
 


長期滞在者が水洗い場を掃除していたりと緩やかな規律があり、
確かに心地よい時間を過ごすことが出来た。
これで無料とは⋯うん。聖地やね

自分がバイクでソロキャンする人間なら頻繁に足を運ぶかも⋯と思いを馳せる。
過酷さ含め濃密な時間ごして名残惜しいが、さあ、後片付けをして家に帰ろう。

 
来た時よりも美しく!
 
 
 
 

無人島キャンプ、これ注意

普段は県内で看護師として働かれていて、休日の趣味として、
コロナ禍にキャンプを始めた看護師ソロキャンプさん。

InstagramYouTubeの素敵な写真や動画はご自身で撮影されているそう!

 

①.季節や天候の事前確認
気をつけないといけないのが波の高さや風。
拠点となる場所選びも、風向きや満潮時でも波が来ないポイントを。

②.防虫対策
服装は露出を出来るだけ少なく。森林香や虫除けスプレーも持参を。
ポイズンリムーバーも念の為あれば良し!

③.もしもの怪我の対応
ファーストエイドキットはマスト!

④.火力の確保
ナイフでフェザースティックを作ったのちにメタルマッチ等で火付け。
料理はもちろん光源にも。ナイフも1本あると便利。

 

無人島ソロキャンプは何よりロマンが詰まってるよ!

北条の鹿島はキャンプ場も整備されており、

ロケーションもバッチリ(YouTubeで紹介してます)!

市内からも比較的に近いのでオススメです。

キャンプの様子はInstagramYouTubeでチェック!

 

 

What’s?RECIPE

●ミートソーススパゲティ

みじん切りの野菜を合挽き肉と炒め、

トマト缶・ケチャップ・水・砂糖・塩コショウ・ハーブなど目分量でじっくり煮込む。

茹でたパスタにかけて完成。バゲットに乗せても美味しいー!

 

●ステーキ

できるだけ分厚い牛肉に塩コショウ・潰したにんにくを刷り込み、ハーブを添えて鉄フライパンで豪快に焼く!(表面を焼いたらホイルに包んで中まで火を通す)

 

 

information

見近島 松山からのアクセス

●大島【車:1時間20分】国道317号→今治IC→大島南IC
●伯方島【車:1時間30分】国道317号→今治IC→伯方島IC
●見近島【徒歩:30分】伯方島IC→見近島

 

 

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